本当にギガ速い?(フレッツ光 ギガファミリー・スマートタイプ)その2。
2014年 08月 31日
Bフレッツからフレッツ光ネクストに変えたのは、ブログをさかのぼってみると、かれこれ5年も前。光陰矢のごとし。
早速、ルーター設定を行い、はやる心とふるえる手をおさえ、速度測定のサイトにおもむいた。
まずは、NTT東日本のサイト。アフロ?
プロバイダー経由の速度だが、今までとスピードに変化はない。
フレッツ光 ギガファミリー・スマートタイプは、マルチセッションに対応したサイトで測定しないと意味が無いというので、Radish Network Speed Testing マルチセッション 東京β版で測定してみる。
いきなり倍以上である。プロバイダーを経由しているから、驚くべき速度だ。
それでは、フレッツ網内でのスピードはどうなんだろうか。
5年前に光ネクストに変更したときにも、300から400Mbpsは出ていたはずである。
まずは、NTT東日本の「サービス情報サイト」へ。一見、ネット上の普通のサイトに見えるが、これはフレッツ網内にある。要するに、インターネットに抜けていないのだ。
フレッツが開始した頃・・・といってももう12年も前は、この設定がちょっと面倒だったが、今は勝手に接続を判定してくれる。画面に、NGN IPv6と表示されているが、これはIPv6サイトにアクセスしていることを意味している。Mac経由でも、Windows8経由でも、このサイトにアクセスできる。もう、PCは対応しているのだ。
フレッツ速度測定サイト(IPv6)にアクセスしてみる。
フレッツの網内ということもあって、何回測定しても変わらず安定している。
朝方にはトラヒックも減少していると思われるので、NTT東日本がいう「概ね1Gbps」に偽りは無いと思われる。それにしても、「概ね」って、ビジネス的な表現として、どうなんだろうか。大雑把だなぁ。
1200bpsというモデムでパソコン通信していた時代もあった。
14.4kbpsという輸入モデムをつないで感動にむせび泣いた頃もあった(ホントはいけないことだったが)
ISDNに加入して、テレホーダイタイムにインターネットにアクセスしていたこともあった。
ホンマに光陰矢の如し。データ通信の速度は、25年もの間に100万倍も速くなってしまった。
携帯のデータ通信がギガに到達する日も、そう遠くは無いのだろう。
■ところで、「WiFiまでギガスピード」なの?ホントに?
それにしても、ホームゲートウェイPR-500KIの説明書は、紙1枚。簡単すぎてよくわからない。
専用無線LANカードSC-40NE[2]が、ゲートウェイに挿入されているのだが、こちらの規格は802.11a/b/nのみだという。802.11ac対応、規格上1.3Gbps対応なので、ギガスピードとうたっていたのではないのか?何か追加で投資が必要なんだろうか。何やら不安になってきた。
PR-500KIの設定画面を開いて、謎が解けた。本体でも無線LANは対応しているが、SC-40NE[2]でも対応という2段構成になっているのだ。周波数で分けているためかもしれないが、これは分かりにくい。
ついでに、「無線LANサービスの契約が必要です」となっているが、本体もSC-40NE[2]も、機能として使う分には契約が必要という理解でよいのだろうか。
設定前から疑問が沸きあがるのだが、結局よくわからぬまま。フレッツスポット契約が2か月無料という話だったが、送られた契約書にIDもパスワードも無く、謎である。
面倒なので、我が家で唯一802.11ac対応のNEXUS5で速度測定をしてみた。
WiFiの速度は、今まで30Mbpsも出なかったので、「ギガスピード」ではないがこれは驚くべき数字である。
かといって、やはり体感上すごく速いかというと、これは案の定そうではない。
「そんなに速いのが必要なんですか?」という質問にお答えするとすれば、「いいえ。まったく必要ありません」と答えるしか無いのだが、物好きなんです。