運がいいとか悪いとか(浅草寺のおみくじ)。
2015年 11月 09日
先日、合羽橋の帰りに浅草寺を横断し、おみくじを引きました。
珍しいことに、大吉です。
浅草寺では、今までかれこれ10回はおみくじを引きましたが、何回か凶がでました。人に聞けば、凶が無いおみくじも多い中、浅草寺は凶が出ることで有名だと言います。
一方、2年続けて初詣に行った大宮氷川神社。
こちらのおみくじは何やらとても分かりにくい。「平」なんてのがでると、いいのか悪いのかまるで見当がつきませぬ。昨年、人生最悪な年の初めに引いたのは、「吉凶相交」でした。これも何だか分からない。
この神社の場合、種類が13とバラエティに富んでいるのはいいんですが、どう解釈していいのか悩ましいのが問題です。
「例え凶を引いても、心がけ次第で吉に変わる。その逆もある。」
おみくじ一般どこにでも書いてある決まり文句ですが、これを換言すれば「何を引いても一緒」という身もフタも無いこと。「運がいいとか悪いとか人はときどき口にするけど そういうことって確かにあると あなたを見ててそう思う」のだし、何を引いても一緒だとは思っていないから、現在の我が運勢をわずか100円で占ってみるのであって、であれば吉でも凶でも、明快な御宣託を受けたいというのが人情じゃありませんか。
「一番真ん中」なんて言われましても、一体どう心がけたらよいのか、これじゃあ分からんじゃありませんか。という意味では、浅草寺のおみくじはまっとうだと、思うのです。