柿ピーの黄金比率。
2006年 03月 25日
ビールのお供「柿ピー」。美味さの理由は、なんといっても柿の種とピーナッツの「絶妙なバランス」にあると思う。
その理想の割合については、「6対4」説、「7対3」説など、意見はさまざま。
ピーナッツが多すぎるとしつこい気がするし、かといって少ないと、寂しい気分になる。
「もうちょっと欲しいな」ぐらいに思わせ、相手の心をがっちりとらえる……まるで恋愛の駆け引きのようではありませんか。
これは久しぶりに興味深い。
会社の納会で、
新人にビールとつまみの買出しを命じたところ、
大量の「柿の種」と「ピーナツ」を別々に買ってきた。
「あのね。柿ピーは売ってなかったの?」
「いや、あの。好みがあると思ったので」
なるほど。
確かに、口の中に入れたときに
「ピーナツが多い方がよい」
「柿の種が多い方がよい」
意見は別れる。
その心遣いは素晴らしかったのだが、
結局、柿の種ばかりが大量に余ってしまって、
捨てることとなったのでありました。
ピーナツは一人でも生きていけるが、
柿の種は一人で生きていくには、
ちと辛いのだよ。文字通り「からい」し。