ダブテール・ジョイント(蟻組み)。

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ともあれ、抽斗を沢山作りたいわけですね。
山ほど作りたいわけです。

しかし、家にある抽斗を観察すると、単純にホゾでつないだか、釘で縦横をつないだだけ。
構造的に大丈夫なのか、とってもとっても疑問だ。
しかも、美的に問題がある。
できれば、ノミをもって何年も訓練をすることなく、釘やネジも使わない簡単かつ都合の良い「美しい継ぎ方」ができないモンなのだろうか。

必要は発明の母。
やはり、道具はあった。500円玉貯金をくずして購入。

「誰でもカンタンにできる」効率を重視した道具は、舶来品に多い。
日本にあっては、誰でもカンタンに出来ることは、ありがたくないこととされている。
心技体バランスが取れていないと、横綱審議会も黙っちゃいない。

それはともかく。



その道具の名前は、ダブテールジョイントジグ。
ダブ=dove。
形が鳩の尾に似ているので、そのように呼ばれているらしい。
学生の頃、プリンスのWhen doves cryという曲を聞いた。
中森明菜が「飾りじゃないのよ涙はハッハー 好きだといってるじゃないのホッホー」と歌っていた頃である。


早速、トリマーにダブテールビットをつけて、組み手を削ってみる。
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組むオス・メスが一度の作業で加工完了。おおっ。沢山の鳩の尾が、キレイにできた。
4組み8枚を加工した時間、わずか30分。
初めてだから、少しずれても仕方ない、練習だ。
と思っていたが、木槌で叩き入れてみれば、ピッタリだ。(ずれたのは、予想に反し1組みだけ)

トリマーの説明書を開き回転数を見てみれば、1分間に26000回転と書いてある。
恐るべき高速回転だ。パソコンのハードディスクだって、7200回転ぐらいなんである。
当たり前ながら、木屑(というより、もはや粉)がすごい。
マスクをかけて作業をしたが、頭はもとよりまつげもメガネにも粉は散り、服はまるで風雪にさらされた蔵王の樹氷のよう。

破れ単衣に三味線抱けば ヨサレヨサレと雪が降る~
(絶唱)
アイヤ~ アイヤ~

北島三郎の「風雪流れ旅」を歌いながらトリマーを動かしてみる。
しかし、ぼかぁ、どうしてこんな歌を知ってるんだろう。

人生万事おおざっぱでいい加減な私も、アイヤ~。この粉塵にゃ参った。
部屋に掃除機を10回かけ、服は洗濯機に放り込み、自分も風呂に飛び込んだ。
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本日作ってみたのは、新聞ストッカー。
わざわざ蟻組みで作るほどのシロモノでは無い気もするが、これはジグとトリマーの練習。
実際の製作時間、約1時間。
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次はいよいよ、抽斗が3つついて、カメラも置けるプリンタ台を作成予定。
でも、木を買うお金が無くなっちゃったので、しばし工作は休憩。
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Commented by Gabrielle at 2009-11-04 06:49 x
こんなスゴイお道具があるんですか!!
ちなみにおいくらくらいするんですか??
これで、五重の塔ができるじゃない、Bunkaさん!!
Commented by bunkasaba at 2009-11-04 22:20
>Gabrielleさん

ええ、これはいわゆる「形」なんですね。
この形に合わせて、切れば誰でも同じものが出来るという。
値段はピンからキリまであるようですが、私が買ったのは1万円ちょっとのものです。
この他に、トリマーという高速回転する溝を掘る道具がありますが、こちらも1万5千円ぐらい。
五重塔は建てられませんですよ(汗)。
未熟で、木がまっすぐ切れませんもの、まだ。
by bunkasaba | 2009-11-01 15:16 | 生活 | Trackback | Comments(2)

食べ物と日常生活の徒然。


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