キャッシュカードが割れたら。
2012年 12月 22日
ATMコーナーに行くと、「割れたカードは利用しないでください」と大書してある。
面倒なので、割れたまま使い続けていたのだが、先日ついに悪夢を見た。
機械にカードが挟まり何時間も取り出せない。おまけに損害賠償請求されている夢である。
翌日、重い腰を上げ、ついに銀行に行った。
もとより、銀行というところはあまり行きたくない場所だ。
ストッキングやヘルメットを被って入店したわけではないのだし、別に何一つやましいことろはないのだが、カウンターの向こうから見られている感じにいつも緊張する。
「お客様、身分証明書とお届け印はお持ちですか?」
「免許証はあるけど、これが届印だったかどうか・・・」
「残念ながら、これはお届け印ではないようです。印が無いと・・・」
美しい女性行員はいいかけて、プリンターから打ち出された、伝票の取引金額を見て間を置いた。
「本当は処理できないんですが、手続きさせていただきます」
そうだろうとも。住宅ローンはおろか、給与振込、貯金、公共料金支払、全部まとめている優良顧客なのだ。
手続きの融通は利かせてもらったが、クレジットカード機能がついているために、即時発行出来ないという。
発行手続き料は1,050円。
2週間ほどお時間をいただきます、といってカードは回収された。
やれやれ、よかった。と思って銀行を出てから気がついた。
銀行からお金が引き出せなくなった。
お金が無い年越しになりそうだ。
スマートフォン、キャッシュカード。
これが無くなったらどうしようかと思ってしまいます。昔は、土日、お金を引き出せなかったし、現金書留で送ってもらったりしたこともありました。代替手段がほしいです。