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食!

食べ物と日常生活の徒然。


by bunkasaba

マヌルネコ。

マヌルネコ。_a0005331_23341469.jpeg
↑iPhone XS :那須どうぶつ王国 アジアの森

数年前、NHKで見た猫が強烈で、ときどき思い出していました。

小さい耳が横に、目がかなり上面に配置されている。力強い眼差しに、まるで涙が流れた跡のような愛嬌ある顔面デザイン。短足、ずんぐり、モフモフ。遮るもののない平原で、寒暖差80度の環境に適合し、孤独に生き延びる猫。

猫の狩りの面白さと、子育てを終えると子猫がじゃれても見向きもせず去る潔さに引き込まれ、1時間番組を最後まで視聴しました。
番組名は、ワイルドライフ「モンゴル 大平原 珍獣マヌルネコ 狩の"妖術”を見た」

寒暖差70度の過酷なロケは困難を極めたと思いますが、マヌルネコのみならずモンゴルの平原に暮らす動物が、とても美しく撮影されています。見終わった後、録画しなかった事を後悔しました。 「年に数回再放送があるようですが、いまだに再視聴が果たせません。

昨年、「那須どうぶつ王国」にマヌルネコがいることを知り、訪れてみました。しかし、入場料金2400円。いつもなら、那須の白濁湯に浸かって、寄り道もせず帰宅するところです。はたして鹿の湯の4倍の価値があるのかはかなり疑問でしたが、ストレスの少ない展示や、見せ方が工夫されていて、満足感を覚えました。マヌルネコも、写真のとおりしっかり見ることができました。動物の視線が、人がいる方に向くよう何か仕組みがあるのかもしれません。

後日、地元埼玉県の「こども動物自然公園」にも行ってみましたが、こちらのマヌルネコは、隠れていて出てきてくれませんでした。入場料520円。近隣にある東松山の森林公園には及びませんが、敷地は46haと広大で、晴れた日に散歩がてらに行けば、そのうち外に出てきてくれるかもしれません。(もっとも、先日行ったときには車を駐車場のフェンスに擦ってしまい、何を見ても上の空でしたが‥)

さて、このエントリーを書くにあたりNHKの再放送を検索したところ、なんと、明日(3/21 11:00-12:00 BSプレミアム)で再放送があるとのこと。

世界最古と呼ばれる猫は、獰猛で歯も鋭く人が飼うのには適さないようですが、見るだけで癒されます。何とか日本の動物園で繁殖して欲しいものです。


by bunkasaba | 2021-03-21 00:56 | 生活 | Trackback | Comments(0)