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食! 食べ物と日常生活の徒然。

審判の日(大腸内視鏡検査の結果)



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内視鏡結果発表の日が、やってきた。
能天気な「モンダミン」の駅メロを聞きながら、神田駅モンダミン口を出ると、こんな看板が。

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いいですな。このふざけた感じ。

南口に行ってみると、さらにこんなものが。Xでつぶやけば、botが挨拶してくれるのかもしれない。

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× × ×

土曜日、14:00。
3週間ぶりに訪れたクリニックは、相変わらず新しくピカピカだった。

癌と診断されたら、どうすべきか。神田に来るまでいろいろ考えてみたが、あまり思いつかない。

おそらく、実際に宣告されても、同じように他人事に感じるのだろう。しかしその後、諦念の境地に至るまで、いったいどんな七転八倒を繰り返すのか、想像ができないのだ。

とりあえず、会社を辞めてやりたいことをやってみるか。などと考えてみたのだが、やりたいことがまるで思い浮かばず、少し絶望してしまった。

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とりとめのないことを考えているうちに、診察室に呼ばれ、細胞検査の結果を聞いた。

「癌ではなかったが、1つが全く問題のないポリープ、後の6つは放置すると癌化する可能性があるポリープだった」

つまり、今回の検査で問題は取り除いたので、癌のリスクは減少しました、よかったですね、という事である。

「ポリープができやすい体質のようなので、来年も検査を受けてください」

3週間前と同じ事を告げられ、診察は10分で終了した。診察料、550円。

すでに癌の気分になり、悲愴感にまみれていたというのに、すっかり拍子抜けしてしまった。遺言状の作成は、どうやらずいぶん先の事になりそうだ。

× × ×

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快気祝い?に、「クラフトビアマーケット神田店」に入り、余生の過ごし方を考えることにした。

「今日は瀬戸内ビールがおすすめです、つないだばかりなので、味はまだ分かりません」

メニューを見ると、1/3は瀬戸内ビールの商品だった。「せとうち月見うどんHazy」「カルボナーラうどんHazy」などというメニューもあったが、うどんの味がしそうで怖くて頼めない。無難に「せとうちIPA」をパイントで注文。

これは、うまい。かなりうまい。苦過ぎず、スッキリした飲み心地だ。フルーティさも感じられる。

レギュラーを追加で1杯飲み干したら、すっかり酔いが回り、大腸ポリープの事などもうどうでもよくなってしまった。

× × ×

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4半世紀も前、日本橋や大手町に事務所があり、営業エリアもこの周辺だった。

だから今でも地図を見ずに歩くことはできるが、来るたびに風景が変わり、途惑う。

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特に、神田から日本橋に向かう中央通りは、劇的に変わった。

電柱は撤去され、歩道も広く美しく整備された。コレド室町1/2/3には、こじゃれた店が入る。野村證券本社ビルの向こうにも、300mを超える巨大ビルが建設中で、再開発は未だ続いている。

懐かしさのあまりフラフラ歩いていたら、変わった店に行き当たった。ここは、かつて「肉のハナマサ」があった場所である。

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アバター・ロボット・カフェ?
中を見ると、店員もいるが、どうやらロボットが接客しているようだ。

バーミヤンや日高屋の猫ロボットとどう違うのだろうか。入店しようと思ったが、普通の喫茶店より200円から300円高く、入りかけてやめた。広い店内は、結構混んでおり、外人の姿も多い。「AIではありません」?何のこっちゃ。

店を出るとき、「またどうぞ~」と、ロボットから人の声がした。

どうやら、ロボットはアバターで、遠隔で人が接客しているらしい。なるほど、これならロボットの冷たさは軽減され、外に出て働けない人も遠隔で接客できるだろう。カフェだけでなく、他にも応用はききそうである。

酔いに任せ、さらにフラフラ歩き、以前勤務していたビルの近くにさしかかった。しかし、既にビルは無く、取り壊された後だった。時代の流れとはいえ、寂しさを禁じ得ない。

すぐ近くにある、「小津和紙」に入ってみた。

昔から「資料館」の看板は見かけていたが、一度も入ることはなかった。「見る人もいない一企業の資料館」だと思ったからだ。

期待せず入ったところ、1Fは和紙の販売コーナーで、買い求める人が10人近くいた。巨大な和紙をかぶるしぐさをしている人もいたが、一体何に使うつもりなのだろうか。3Fの資料館を訪れる人も途切れることがない。

三越と小津と、老舗の名前が残る江戸の地図も展示されており、ぶらり立ち寄った割に新たな発見が多かった。和紙を買うためだけに、再訪してもよいと思う。

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腹が減ったので、神田駅のガード下でラーメンを食べて帰ることにした。しかし・・・。食券販売機が、謎すぎる。神田らしい怪しさが、画面一杯に横溢している。

「初めての方」を押すと、どうやらチャーシューいっぱいのラーメンが出てきそうなので、普通盛のつけ麺を頼むことにした。

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出てきたつけ麺は、どこからどう見ても大盛だった。食べても食べても減らない地獄。

ふと、後から入ってきた若者のつけ麺を見ると、巨大などんぶりにてんこ盛りに麺が入っていた。「こ、これが大盛なのか」。とても人体に入る量とは思えない・・・。店内に「ごはんは無料」と書いてあり、どうも、腹ペコの人が集う店のようだった。

× × ×

不安な気分でモンダミン口を出て、食いすぎを後悔しながらアースジェット口から帰る、神田・日本橋の一日だった。

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Commented by komati831 at 2024-07-05 14:23
ポリープ6つもあったのですね
でも取り除いてもらい結果オーライでなりよりです

ビールはさぞかし美味しかったと思います
あとのラーメンもホッとしての解放感もありますね
ほんとよかったです
Commented by bunkasaba at 2024-07-05 17:53
komatiさん

ありがとうございます。まずは何よりでした。トシと共にガタが来ていますので、ラーメンは食べ過ぎでした。


by bunkasaba | 2024-07-04 22:41 | 生活 | Trackback | Comments(2)