2025年 09月 07日
台風とともに館山に向かう(保養所に宿泊)。
運良く保養所の抽選に当たったものの、運悪く台風が直撃してしまった。
どうやら、台風と一緒に、館山に向かっているらしい。

「薬のアオキ」という、やけに品揃えがいい店で焼酎を買い込み、なんとか保養所に到着すると、スマートフォンがけたたましく鳴動し、「避難指示」が出た。
実際に避難することは無かったが、数年前に館山を襲った台風被害を思い出し肝を冷やした。

結局、風雨はそれほど続かず、台風は足早に通り過ぎたようだった。午後5時過ぎに明るくなり、窓から大島の影も見えはじめた。
明日は、また暑くなりそうだ。
保養所の食事は、相変わらず立派で、お酒も安い。
生ビールのグラス、日本酒2合、シーバスリーガル(ミズナラ)のソーダ割。飲み物代は一人わずか900円。

その後、オヤジだけでカラオケを1時間歌い、焼酎をあおって寝る。いつものパターンである。
今回は、余計な旅程が無い分旅の雑味が抜け、落ち着いて酒を飲むことができた。
× × ×
館山に何度も来ているから、房総半島の観光地は、行つくしてしまった。
残るは、謎の「東京ドイツ村」や定番の「鴨川シーワールド」だが、オヤジ3人で行く気はしないし、かといって古寺名刹を回るほど枯れていない。
そこで、竿・仕掛け・バケツなど一式がセットになったものを借り、1時間あまり釣り糸を垂れてみた。
館山港の堤防には、釣り人が鈴なりで、30センチぐらいのサバを次々に釣り上げていた。
事前に、貸し竿屋のオヤジから「カツオが釣れて処分に困るようなら、持ってきて下さい。こちらで捨てますから」と言われ、「堤防でカツオなんか釣れるものか」と思ったが、ここではサバが入れ食いだ。
釣る前から、あんなに釣れたらサバ臭くて困るなぁと思っていたが、案の定、3名の釣果は小さなメジナが一匹だけ。ただ、館山の魚影の濃さは、よく分かった。
15年ぐらい前、海で五目釣りをしようと思い、かなり長い延べを買ってみたが、肝心の海は遠く、まだ一度も釣りに行くことができていない。貸し竿の道具もエサも貧弱なので、運が良ければ別だが、たとえサバだって釣るのは難しいに違いない。
帰路、「南総里見八犬伝」で伏姫が八房とともに籠ったという「ほら穴」を見た。
小学生の頃、NHKの人形劇で見た。主題歌は坂本九が「いざとなったら珠を出せ」と歌っていた。と話したところ、「私は薬師丸ひろ子の映画しか知らないです」と、同行者が言った。確かに、年齢が10以上も違うから、辻村寿三郎の人形劇なんか知らないのは当然かもしれない。
ここ房総では、まるで史実のようにハイキングコース中に立派な山門があり、道が整備されている。落ち葉や枯草もきれいに掃除されているのだ。登山道にありがちな「歩幅にまるで合わない階段」を杖をついて10分登り、ほら穴に辿りついた。
岩井駅には、伏姫と八房の立派な石造も建っていた。
近くで昼食を食べ、有楽町に戻ったのは午後2時半。自宅に帰り着いたのは、午後3時50分。
房総半島は、混雑さえなければ、妙に近いと思う。
by bunkasaba
| 2025-09-07 11:44
| 生活
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