2026年 01月 25日
ウソ・ロールケーキ・AI。

ゴールデンウィークに田舎に帰ったとき、母親がボソリと言った。
母「今年は桜が咲かなかった。山からウソという鳥が来て、桜を食べてしまったらしい」
私「うそだべ」
私の田舎では、桜の開花は毎年5月前後である。たしかに、その年は桜が咲いた気配すら無かった。
だが、「ウソ」という鳥の名前なんぞ聞いたことがなければ、見たこともない。麒麟のように想像上の鳥かと思ったりした。そして、「ウソ」のことは忘れて果ててしまった。
ちなみに、私のスマホで「うそ」を検索すると、中条きよしの「うそ」が一番先に出てくる。「折れた煙草の吸殻で あなたの嘘が分かるのよ」という昭和の名曲である。検索履歴を反映しているのだろう。
ウソという鳥が実在すると知ったのは、随分後のことだ。といっても、いまだに肉眼で見たことはない。喉が赤い鳥は街の中では見かけないし、こんな小さな鳥は仮にいても見分けることが難しい。喉が赤いのはオスで、メスは地味。たぶん、すべてスズメに見える。
今日、朝日新聞の天声人語に、「亀戸天神のうそ替え」が載っていた。
ウソに似た木彫りを買い替える神事だという。天声人語は「うそぶくばかりの政治家を取りかえる機会がくる」と、うまく締めくくっている。
が、言うのは簡単だが、ウソを見分けるのは大変だ。鳥なら低山に住み、太っていて「フィフゥ、フィフゥ」と笛を吹くように鳴くというのだが、今度の選挙の「いいとこドリ」は、「名は異なれど似たような鳴き声」で鳴く。
× × ×
一度は食べてみたい気もするが、糖尿病一直線のような気もする。
どうもこのロールケーキは、普通の工程で作られていない気がする。生地の上に生クリームを乗せて巻いたなら、生地が「の」の字のように中に入るからだ。だが、これは入っていない。
生地を円形にして型に入れ、その上にクリームを大量に詰め込み、冷やした後に型を抜いたのではないだろうか。つまり、巻いていないロールケーキなのではないか。
つらつら考えながら、巨大おはぎを購入して帰宅。あいかわらず、甘さが控えめで食べやすい。
つらつら考えながら、巨大おはぎを購入して帰宅。あいかわらず、甘さが控えめで食べやすい。
トゲも立たず、誰かを容疑者にすることもなく、しかもユーモラスなイラストが入り、内容が見てすぐわかる。
イラストはネットから拾ったのか、あるいは自分で描いたのか分からないが、このチラシに深く感動して、長いこと壁に貼っていた。
時は流れ、AIは絵や写真を描くようになった。文章も作る。
器用なのだが、残念なことに、絵の中に文章を入れると、日本語がヘンだ。だから、つい先日まで、絵の中には日本語が入れられないと思っていた。
先日、このチラシを思い出し、Google Geminiにチラシの作成を命じてみた。
「ゴミをネットに入れること、カラスは記憶がいい、ペットボトルは分類、イラスト2つ」この内容を命じてできたのが、このチラシである。
日本語に乱れはなく、中国語みたいな文字も入らない。文字の大きさや色、文章の細かい内容は何も命じていないが、この品質だ。チラシをアップロードして見せてもいない。
少しユーモアが効きすぎて、ご近所全員に伝わらないだろうから、表現は変える必要があるが、命じればまた変更するだろう。
会社でも個人でも、AI利用は日常的になってきたが、その進歩はときどき確かめた方がよいようだ。
by bunkasaba
| 2026-01-25 12:10
| 生活
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